【3月22日 AFP】去就が注目されているイングランド・プレミアリーグ、アーセナル(Arsenal)のアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督が21日、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)から2年契約を打診されたという報道を「偽のニュースだ」と否定した。

 チームの低調で一部のファンから強い反発を受けているベンゲル監督について、英タブロイド紙サン(The Sun)は20日、ウナイ・エメリ(Unai Emery)監督の後任としてベンゲル監督に白羽の矢を立てたPSGが、夏からの2年契約を提示したと報じた。

 しかし、続投を決断したとも伝えられるベンゲル監督は、PSGからの関心について、英beINスポーツ(beIN Sports)に「間違ったうわさ、いわゆる『フェイク(偽)ニュース』だ。はっきり言って真実ではない」と答えた。

 ベンゲル監督自身は、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(West Bromwich AlbionWBA)に1-3で敗れ、リーグ戦最近5試合で4敗目を喫した18日、去就について「自分の将来についてはわかっている。みなさんにも間もなく伝える」と語っていた。

 英メディアはその後、1996年からアーセナルの指揮を執るベンゲル監督が、クラブとの契約更新に応じる見込みだと報じている。(c)AFP