【4月18日 AFP】スペイン1部リーグのアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に所属するジエゴ・コスタ(Diego da Silva Costa)が、自身の肖像権収入に関して脱税した可能性があると、地元紙が17日に報じた。

 地元日刊紙ムンド(El Mundo)は、「税務当局が2014年の肖像権に関する収入合計110万ユーロ(約1億3900万円)の脱税についてコスタに容疑をかけている」と伝えた。

 AFPは税務当局に接触したものの、広報担当は「納税者の個別の事例」には対応できないとコメントを拒否している。

 これまでにサッカー界のスーパースターでは、リオネル・メッシ(Lionel Messi)やクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が脱税の罪で巨額の罰金を支払っている。同国内では、ブラジル代表ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)の脱税についても捜査が続けられている。

 税務当局は、2014年にコスタがアトレティコからイングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)に移籍する直前に、同選手が独スポーツ用品大手アディダス(Adidas)と契約した際のスポンサー料による所得を隠したとの嫌疑をかけている。(c)AFP