【2月6日 AFP】サッカー指導者のジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)氏が5日、スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)を率いていた時代の脱税で禁錮1年を言い渡された。ただし、モウリーニョ氏は代わりに200万ユーロ(約2億5000万円)近い罰金を支払うことで当局と合意したため、収監は免れる見込みとなっている。

 56歳のモウリーニョ氏は、レアルを率いた2011年から2012年にかけての脱税の罪で起訴されていたが、AFPが確認した合意書によれば、1年の禁錮刑は直ちに罰金18万2500ユーロ(約2280万円)に減刑された。この他に、モウリーニョ氏は198万ユーロ(約2億4800万円)の罰金も支払う。

 モウリーニョ氏はすでに、2015年に114万ユーロ(約1億4270万円)の罰金を支払っており、今回の合意では、この分が罰金の合計から減額されることも定められた。ただし、合意が有効になるには判事の承認が必要となる。(c)AFP