【5月1日 東方新報】中国・科学技術部の王志剛(Wang Zhigang)部長は、「昨年1年間で33万6000件の就労許可証が発給され、国内で就業する外国人は95万人を超えている」と明らかにした。このほど行われた第17回中国国際人材交流大会(Conference on International Exchange of Professionals)で発表した。中国国際放送局(CRI)が報じた。

 王部長はまた、「技術交流や協力のためには人材が最も重要だ。中国は現在、これまでになく人材を必要としており、効果的な人材導入策が実施されている。外国人のビザや居住などの制限が緩和され、手続きが簡素化され、社会保障や子どもの教育といった問題がかなり改善されている」とも述べた。

 中国は現在、海外との技術交流を本格的に進めており、平等な協力と「互恵ウィンウィン」のイノベーション共同体を構築している。現在、160か国と技術協力をしており、114件の政府間協力文書と346件の人材交流文書を取り交わし、200以上の国際組織に加盟しているという。(c)東方新報/AFPBB News