【4月16日 AFP】18-19イングランド・プレミアリーグは15日、第34節の試合が行われ、アーセナル(Arsenal)は10人のワトフォード(Watford FC)に1-0で辛勝し、4位に浮上した。

 アーセナルは序盤に生まれたピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)のラッキーなゴールが決勝点となった。オーバメヤンがプレッシャーをかけると、ワトフォードのGKベン・フォスター(Ben Foster)はクリアしようとしたボールをガボン代表FWに当てるミスを犯した。

 11分にはワトフォードの主将トロイ・ディーニー(Troy Deeney)にレッドカードが提示されるも数的優位の状況を生かせなかったアーセナルは、相手のシュートがゴールの枠に2度当たる幸運にも恵まれ、リーグ戦のアウェーゲームでは今季初となるクリーンシートを達成。得失点差でチェルシー(Chelsea)を上回り4位に立った。

 アーセナルを率いるウナイ・エメリ(Unai Emery)監督は「望んでいたような形で試合をコントロールすることができなかった」「危ない時間帯もあったから、チームは不安を抱えていた。2点目を取ることが最も重要だったが、それができなかった」と振り返った。

 リバプール(Liverpool FC)とマンチェスター・シティ(Manchester City)が1位と2位につけ、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)出場権が与えられる残り2枠を4チームが争う中、アーセナルはノースロンドンのライバルである3位トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)との勝ち点差1を維持し、6位のマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)には2ポイント差をつけている。(c)AFP/Kieran CANNING