【4月14日 AFP】18-19イングランド・プレミアリーグは13日、第34節の試合が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は2-1でウェストハム(West Ham)に勝利した。しかし、ユナイテッドのオレ・グンナー・スールシャール(Ole Gunnar Solskjaer)監督は、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)のFCバルセロナ(FC Barcelona)戦では内容を劇的に改善しなければいけないと話し、低調な試合だったことを認めた。

 チャンピオンズリーグ準々決勝第1戦の0-1からの逆転を目指す敵地でのバルセロナ戦を3日後に控え、普段と大きくメンバーを入れ替えたユナイテッドは、ポール・ポグバ(Paul Pogba)のPK2本でなんとか勝利を収め、4位以内の確保に望みをつないだ。

 それでも、チームは前半オフサイドの判定に救われて失点を逃れたものの、ハマーズ(Hammers、ウェストハムの愛称)のフェリペ・アンデルソン(Felipe Anderson)のゴールで後半の早い時間帯に1-1の同点に追いつかれたあとも、ミカイル・アントニオ(Michail Antonio)に2回ゴールに迫られ、1回目はバー、そして2回目はGKダビド・デ・ヘア(David de Gea)のファインセーブに助けられた。

 スールシャール監督は「きょうがバルセロナ戦でなかったのはラッキーだった」「相手の方が内容は良かったが、われわれには世界最高峰の守護神がいる」「信じられないセーブだ。彼が勝利をもたらした。1-2になっていたらチャンスをつくるのに苦しんでいただろう」「こうして勝ち点3を取れたのは幸運だ。そのことは隠しようがない」とコメントした。

 ユナイテッドはバルセロナ戦との第1戦から5人を変更し、マーカス・ラシュフォード(Marcus Rashford)とスコット・マクトミネイ(Scott McTominay)、ビクトル・リンデロフ(Victor Lindelof)がベンチスタート。またルーク・ショー(Luke Shaw)とアシュリー・ヤング(Ashley Young)を出場停止で欠いた。

 指揮官は「きょうはラシュフォードとマクトミネイ、そしてルーク・ショーがいなかった(ラシュフォードは途中出場)。彼らにはプレーの強度とパワーがある」「バスケットボールのような、行ったり来たりの展開が時折見られた。フィジカル面のスタッツを見れば、プレー強度は低くなかったと思うが、試合のコントロールは十分にできなかった」と話した。

 スールシャール監督は、マンチェスター・シティ(Manchester City)とトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)、リバプール(Liverpool FC)にはチャンピオンズリーグ準々決勝2試合の間隔が8日あるのに対し、ユナイテッドには6日しかない点にも不満を抱いている。

「チャンピオンズリーグでなぜわれわれが水曜日と火曜日に試合で、他のチームが火曜日と水曜日なのか、誰か説明してほしい」「グーグル(Google)検索したが答えは見つからなかった。欧州サッカー連盟(UEFA)は絶対に変えるべきだ」 (c)AFP/Mike WHALLEY