【4月19日 CNS】中国・広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)北部湾(Beibu Gulf)潿洲島(Weizhou Island)付近の海域で、初めてニタリクジラの母子が完全な形で記録された。ニタリクジラの母子が寄り添って泳ぐ姿が1つのフレーム内で捉えられている。

 広西科学院(Guangxi Academy of Sciences)、北部湾大学(Beibu Gulf University)、中国科学院( Chinese Academy of Sciences)水生生物研究所(Institute of Hydrobiology)で組織された合同研究チームが記録した。

 ニタリクジラの妊娠期間は11~12か月で、出生時の子クジラは体長3.5~4メートル、体重は約900キロ。一度の妊娠で、1頭を出産する。子クジラの哺乳期は6か月前後で、それ以降は母クジラから離れて単独で活動するようになる。(c)CNS/JCM/AFPBB News