【4月4日 AFP】フランス杯(French Cup 2018-19)は3日、準決勝が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)が退場者を出したナント(FC Nantes)に3-0で勝利し、決勝進出を決めた。

 試合は前半、マルコ・ヴェッラッティ(Marco Verratti)のゴールでホームのPSGが先制。後半には、ヴェッラッティの得点をアシストしたキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が一度はPKを外したが、2本目のチャンスをしっかりと成功させると、終了間際には途中出場のダニエウ・アウベス(Daniel Alves)がダメ押しの3点目を決めた。

 国内リーグとフランス杯の2冠へ前進したPSGの主将チアゴ・シウバ(Thiago Silva)は「先制した後は少し楽になった」「1-0のままだと難しくなる可能性もあったから、2点目を奪いにいく必要があった」「難しい試合ではあったが、チームはこの結果にふさわしいと思うし、決勝進出に値する」と語った。

 27日にスタッド・ド・フランス(Stade de France)で行われる決勝ではレンヌ(Stade Rennes FC)と顔を合わせる。この試合に勝利すれば、PSGは大会5連覇となり、通算優勝回数は歴代最多の13回に達する。

 また、PSGは9試合を残して2位に20ポイント差をつけてリーグ首位に立っている。7日の試合でストラスブール(Strasbourg)に勝利し、2位のリール(Lille OSC)が敗れれば、早ければ同日にも直近7シーズンで6度目の優勝が決まる。(c)AFP