【4月1日 AFP】18-19イングランド・プレミアリーグは31日、第32節の試合が行われ、チェルシー(Chelsea)は物議を醸す形でカーディフ・シティ(Cardiff City)に2-1で勝利した。

 ゲーム中にファンから解任を求めるチャントを浴びたマウリツィオ・サッリ(Maurizio Sarri)監督は、チェルシーの指揮官を続けるための戦いを継続させると主張した。

 カーディフのビクトル・カマラサ(Victor Camarasa)に得点を許し、トップ4入りに向けて厳しくなったかに思われたチェルシーのファンからは、サッリ監督に対する怒りが聞かれ、84分までは指揮官の立場はおぼつかない状況にあった。

 しかし、明らかにオフサイドポジションにいたセサル・アスピリクエタ(Cesar Azpilicueta)が疑わしい形で同点ゴールを挙げると、後半アディショナルタイムにはルベン・ロフタス・チーク(Ruben Loftus-Cheek)が決勝ゴールをマークし、チェルシーは来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)出場権が与えられる順位まで手の届く位置にとどまった。

 敵地に駆けつけたファンからの「サッリ出て行け」というチャントをどのように感じたかを問われたサッリ監督は、「答えたくないが、ファンの反応は理解できる」と話した。

「しかし、彼らにとっては試合終了まで待つのが最善だったかもしれない」

 サッリ監督はまた、チェルシーが仮にチャンピオンズリーグの出場権を逃せば自身の考えは変わるかもしれないが、サポーターからの侮蔑の言葉によって自身がチームを去るようにはならないと主張した。

「私はこうしたことに慣れているし、大きな問題ではない。彼らの意見を変えるために、私はただ必死に働かねばならない」

 この勝利でチェルシーは6位をキープしており、4位のマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)との勝ち点差は1となっている。

 一方、カーディフを率いるニール・ウォーノック(Neil Warnock)監督は、アスピリクエタの得点は、プレミアリーグにビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)制度を導入する必要性をただ強めただけだと述べた。

 ウォーノック監督は、「もしきょうまで懐疑的な人がいたとしたら、VAR制度はそうした人をなくすための答えにならねばならないと思う。VAR制度があれば、数秒以内にゴールかどうか分かっただろう」と語った。 (c)AFP/Graham Thomas