【3月31日 AFP】イタリア・セリエA、ACミラン(AC Milan)のGKジャンルイジ・ドンナルンマ(Gianluigi Donnarumma)は30日、サンプドリア(Sampdoria)戦で開始33秒に犯した大失敗を謝罪した。ドンナルンマの凡ミスで失点したミランは結局0-1で敗れ、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)出場権獲得へ向けて影響が出てくる可能性がある。

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 アレッシオ・ロマニョーリ(Alessio Romagnoli)のバックパスを受けたドンナルンマは、詰めてきたサンプドリアのグレゴワール・デフレル(Gregoire Defrel)にダイレクトでボールを渡し、決勝点を献上した。前節のインテル(Inter Milan)とのミラノダービーを2-3で落としたミランは、リーグ戦で今季初の連敗を喫している。

「ミスは起こるもの。全員に謝りたい」「試合に影響を与えてしまい申し訳ない。だが自分は一つのミスでおかしくなったりはしない」「これよりひどい経験をしてきてた。昨季はとてもつらい時期があった。それに打ち勝つことができたのであれば今回も乗り越えられる」「一つのミスが積み上げてきたすべてを壊すなんてことはないんだ」

 また、20歳のドンナルンマは、サンプドリアの主将でイタリア代表の同僚ファビオ・クアリアレッラ(Fabio Quagliarella)について、「彼は素晴らしい友人だ。代表で10日間をともにした。ゴールの後、彼はすぐに慰めるために僕のところに来てくれた」と話している。(c)AFP