【3月28日 AFP】テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2019)は27日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第2シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)は第18シードの王薔(Qiang Wang、ワン・チャン、中国)を6-4、7-5で下し、世界ランキング1位返り咲きにあと1勝と迫った。

 26日にペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)が敗退したため、ハレプは30日の決勝に進めば大坂なおみ(Naomi Osaka)から王座を奪い返すこととなる。

 第2セットのゲームカウント1-5から巻き返してメンタルの強さを見せつけたハレプは、大会初優勝に向けて視界良好となっているが、再び世界1位に立つことに大きなこだわりは見せていない。

「ナンバーワンに返り咲くことがすべてではない。そのポジションでシーズンを終えることがもっと重要」とコメントしたハレプは、「でも、もしそうなるのであればとても誇らしいこと」と続けた。

 ハレプは準決勝で世界7位のカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)と対戦する。プリスコバは準々決勝でマルケタ・ボンドロウソバ(Marketa Vondrousova、チェコ)との同胞対決を6-3、6-4で制した。(c)AFP