【3月28日 AFP】欧州サッカー連盟(UEFA)は27日、先日行われた欧州選手権(UEFA Euro 2020)予選のグループBの2試合で、ウクライナが出場資格のないブラジル生まれのFWジュニオール・モラエス(Junior Moraes)を起用したという申し立てについて調査していると発表した。

 UEFAは発表の中で、「ルクセンブルクサッカー連盟(FLF)とポルトガルサッカー連盟(FPF)から抗議を受け、2試合におけるウクライナのジュニオール・モラエスの出場資格に関する懲戒処分の手続きが始まった」と記した。

 0-0で終わった22日のポルトガル戦で途中出場し代表デビューを飾ったジュニオール・モラエスは、この数日前にウクライナから市民権を与えられたばかりだった。

 ジュニオール・モラエスはまた、アンドリー・シェフチェンコ(Andriy Shevchenko)監督が率いるウクライナが2-1で勝利した25日のルクセンブルク戦で初の先発出場を飾っていた。

 31歳のジュニオール・モラエスはここ7年のほとんどをウクライナでプレーしており、今年はシャフタール・ドネツク(Shakhtar Donetsk)に所属している。

 国際サッカー連盟(FIFA)は規則の中で、選手が国籍を取得するには、その国に5年は継続居住していなければならないと定めており、2017年に中国でプレーしていたジュニオール・モラエスはこの基準を満たしていないとポルトガルメディアは主張している。

 仮にジュニオール・モラエスに出場資格がなかったと判断されれば、同組で首位に立つウクライナはこれまでに挙げた勝ち点4が剥奪され、この2戦が没収試合になる可能性がある。(c)AFP