【3月27日 AFP】総選挙が24日に行われたタイで、タクシン・シナワット(Thaksin Shinawatra)元首相派政党であるタイ貢献党(Pheu Thai)など、軍事政権に対抗する7党が27日、連立に合意した。

 今回の選挙は、2014年のクーデター以来初めての民主選挙となった。親軍事政権政党の国民国家の力党(Phalang Pracharat Party)と主要な対抗政党は選挙後、どちらも勝利を主張しにらみ合いとなっている。

 タイ貢献党に加え、連立に合意した6党は民政移管を目指している。同党から首相就任を目指すスダラット・ゲーユラパン(Sudarat Keyuraphan)氏は報道陣に対し、軍主導の暫定政権の継続を阻止したいと語った。
 
 ただ選挙結果の公式発表までには、数週間かかる見通し。(c)AFP/Sippachai KUNNUWONG, Thanaporn PROMYAMYAI