【3月22日 AFP】ギリシャの首都アテネ郊外にあるロシア領事館付近で22日未明、手投げ弾が爆発した。警察が発表した。国内の極左団体による典型的な犯行との見方があるものの、犯行声明は出ていない。

 警察筋によれば、爆発は同日午前4時(日本時間同午前11時ごろ)、領事館があるハランドリ(Halandri)で発生。一帯は直ちに封鎖され、爆発物処理班が現場に出動した。

 警察は、手投げ弾は爆発はしたものの、領事館は閉館中で死傷者はいなかったと発表している。

 手投げ弾を投げたのは、バイクに乗った1人もしくは2人組とみられている。警察は事件後、アテネ中心地で焼け焦げた状態で見つかったバイクとの関連性を調べている。(c)AFP