【3月20日 AFP】ポルトガル1部リーグのFCポルト(FC Porto)に所属するGKイケル・カシージャス(Iker Casillas)が、40歳までプレーを続け、現在のチームで現役生活を終えたいと明かした。

 スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)でもプレーした37歳の守護神は、スペインのテレビ番組で「今週40歳までの契約を結ぶことになると思う。もうすぐ38歳になるから、ポルトで引退する可能性が高いだろう」と話した。

 またW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)の優勝メンバーである元スペイン代表のカシージャスは19日、ポルトのホルヘ・ヌーノ・ピント・ダ・コスタ(Jorge Nuno Pinto da Costa)会長から「あと1年とはいわず、40歳になるまでこのチームでプレーしてほしい」と言われたことを明かした。

 カシージャスはクラブの公式サイトで「もしチームの目標を達成するために、仲間と共にこれからも戦えるのなら、プレーを続けることに一切問題はない。この街とこのクラブにとても感謝しているから」と語った。

 レアルを離れた2015年からポルトに所属しているカシージャスは昨季のリーグ戦を制し、現在は自身4度目となる欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)優勝を目指している。

 ポルトは4月に行われるチャンピオンズリーグの準々決勝で、昨シーズンのファイナリストであるイングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)と対戦する。(c)AFP