【3月19日 AFP】イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が、最後の拠点となったシリア東部の村バグズ(Baghouz)でクルド人主体の民兵組織「シリア民主軍(SDF)」に抵抗している中、ISの報道担当者は18日、シリア国内の別の場所でSDFを攻撃するよう支持者に呼び掛けた。

 IS報道担当者のアブ・ハッサン・アル・ムハージル(Abu Hassan al Muhajir)氏は、メッセージアプリ「テレグラム(Telegram)」に投稿した音声ファイルで、SDF制圧地域にいるISの支持者に行動を起こすよう呼び掛け、「同志たちの流した血のために復讐(ふくしゅう)せよ。爆発物を準備し、狙撃手を配置せよ」と訴えた。(c)AFP