【3月12日 AFP】米連邦航空局(FAA)は11日、エチオピア航空(Ethiopian Airlines)運航のボーイング(Boeing)737MAX8型機墜落を受け、ボーイングに緊急の改善措置を求めた。ただ、事故の全容を調査中であるとして同型機の運航は中止しない意向。

 ケニアの首都ナイロビ行きのエチオピア航空のボーイング737MAX8型機は10日、離陸直後に墜落。乗客乗員157人が死亡し、複数の航空会社が同型機の運航を停止する措置を取り始めている。

 FAAは地元当局や米運輸安全委員会(NTSB)と共同で調査を進めており、ボーイング機の安全性に関する情報を間もなく公表する予定だという。

 また、「安全性に影響を及ぼす問題点を特定すれば、迅速かつ適切な措置を取る予定」だとしている。

 エチオピアや中国、南アフリカ、インドネシアなどは11日、737MAX8型機の運航中止を発表した。(c)AFP/Solan KOLLI with Chris STEIN in Addis Ababa