【3月10日 AFP】18-19ロシア・プレミアリーグは9日、第19節の試合が行われ、CSKAモスクワ(CSKA Moscow)は西村拓真(Takuma Nishimura)の移籍後初得点などでルビン・カザニ(FC Rubin Kazan)を3-0で下し、通算7度目のリーグ優勝に望みをつないだ。

 西村に加え、フョードル・チャロフ(Fyodor Chalov)、ジャカ・ビヨル(Jaka Bijol)のゴールで快勝したCSKAは3位につけており、10日にFCウファ(FC Ufa)戦を控える首位FCゼニト(FC Zenit)との勝ち点差を暫定で4とした。

 チャロフは「きょうのプレーは素晴らしかった。チームは多くのチャンスを作り、それにふさわしい3得点を挙げた」と試合を振り返った。

 CSKAはウインターブレーク後の初戦となった前節、アルセナル・トゥーラ(Arsenal Tula)に0-2でまさかの敗戦を喫していた。

 昨年8月にJリーグ1部(J1)のベガルタ仙台(Vegalta Sendai)からCSKAに加入した22歳の西村は24分、ゲオルギ・シュチェンニコフ(Georgi Schennikov)のクロスをマリオ・フェルナンデス(Mario Fernandes)が頭で折り返したボールにゴール前で合わせ、ロシアでの公式戦初得点を記録した。

 83分にイバン・オブリャコフ(Ivan Oblyakov)のパスから得点ランクでトップに立つチャロフが今季10点目をマークしたCSKAは、アディショナルタイム3分には途中出場のビヨルのゴールで駄目を押した。(c)AFP