【12月13日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)は12日、グループG第6節が各地で行われ、すでに1位通過を決めていたレアル・マドリード(Real Madrid)はCSKAモスクワ(CSKA Moscow)に0-3で敗れた。

 欧州カップ戦のホームゲームで最も点差のついた黒星を喫したレアルのサンティアゴ・ソラーリ(Santiago Solari)監督は、チームが完全に復調するまでの道のりは「ばら色」ではないと話した。

 先週末に行わたスペイン1部リーグのSDウエスカ(SD Huesca)戦から先発メンバーを7人入れ替えたソラーリ監督は、「若い選手を多く起用した」「この試合では、故障明けの選手らに出場時間を与えたり、全ての公式戦を戦い抜けるよう他の選手を休ませたりすることにした」と述べた。

 オフにジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)元監督と主力選手のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が退団した後、レアルはシーズンの大半で苦戦を強いられており、フレン・ロペテギ(Julen Lopetegui)前監督は10月に解任された。

 しかしソラーリ監督の就任後、レアルはリーグ戦5試合で4勝を収め、首位FCバルセロナ(FC Barcelona)との勝ち点差が5に縮まるなど復調し始めている。ソラーリ監督は「ばら色の道ではないことは分かっている。すべてのバラにはとげがある」「われわれはこの結果に満足していない。勝利で終えたかった」と話した。今後は15日に予定されているラージョ・バジェカーノ(Rayo Vallecano)とのリーグ戦に意識を向けることになる。

 同組のもう一つの試合では、ヴィクトリア・プルゼニ(Viktoria Plzen)がASローマ(AS Roma)に2-1で勝利しており、CSKAはレアルから金星を挙げたが、最下位が決定している。(c)AFP