【3月4日 AFP】アジアオリンピック評議会(Olympic Council of Asia)は3日、2022年に中国・杭州(Hangzhou)で行われる第19回アジア競技大会(19th Asian GamesAsiad)の一部競技に、史上初めてスポーツ強豪国オーストラリアを含む、オセアニア諸国の選手を招待すると発表した。

 この決定は、タイ・バンコクで同日に行われた同評議会の会合で下され、オーストラリア側はこの変更について「非常にポジティブな結果だ」と歓迎した。

 オーストラリアオリンピック委員会(AOC)のジョン・コーツ(John Coates)会長は4日、「オーストラリアはこの機会が与えられたことをとても感謝している。オセアニア諸国から非常に大きな注目を集めるだろう」「アジア大会への参加は、私が20年以上追い求めてきたことだ」とコメントした。

 この大会で招待されることになったのはサッカーやバスケットボールをはじめ、バレーボールやビーチバレー、フェンシングといった競技で、オーストラリア勢が優位に立つことが見込まれる水泳や自転車のトラック種目などは対象外となった。

 AOCとのより強いつながりを求めていたオーストラリアが主導し、長期にわたった活動が実を結んだ。

 コーツ会長はまた、「決定までにかなりの時間を要したが、最終的にはオセアニア地域のアスリートに利益を与えることになるだろう」と補足した。

 オーストラリアやニュージーランド、太平洋諸島の国々で構成されるオセアニア諸国は、これまでアジア大会に出場してこなかったが、スポーツ界ではアジア地域とのつながりが強くなっている。

 オーストラリアサッカー連盟(FFA)は2006年からアジアサッカー連盟(AFC)に加盟しており、オーストラリアの選手は2001年に大阪で行われた東アジア競技大会(The East Asian Games)やおととしに札幌で開催されたアジア冬季競技大会(The Asian Winter Games)に参加した。(c)AFP