【3月3日 AFP】東京マラソン2019(Tokyo Marathon 2019)が3日に行われ、男子の部はビルハヌ・レゲセ(Birhanu Legese)、女子の部はルティ・アガ(Ruti Aga)が制し、エチオピア勢がアベック優勝を飾った。

 厳しい雨風のコンディションで行われたレースは、24歳のレゲセが大会歴代2位の2時間4分48秒で優勝。2位には2時間6分48秒のビダン・カロキ(Bedan Karoki)、3位には前回優勝のディクソン・チュンバ(Dickson Chumba)が入り、ケニア勢の2人が表彰台に立った。

 レゲセは「とてもうれしい。雨は少しうっとうしかったけど非常にハッピー」と話すと、「ここで2年連続で走れればいいなと思う」と続け、来年は五輪選手として東京に戻ってきたいと付け加えた。

 女子の部は、25歳のアガが2時間20分40秒で制した。21秒差の2位にヘレン・トラ(Helen Tola)、25秒差の3位にシュレ・デミゼ(Shure Demise)が続き、表彰台はエチオピア勢が独占した。

 今年で13回目を迎えた東京マラソンには3万7000人以上が参加し、2012年にノーベル医学生理学賞(Nobel Prize for Medicine)を受賞した京都大学(Kyoto University)の山中伸弥(Shinya Yamanaka)教授も出場した。(c)AFP