【3月1日 AFP】1月に航空機墜落事故で亡くなったアルゼンチン出身のFWエミリアーノ・サラ(Emiliano Sala)選手(28)の移籍交渉に関わった元代理人ウィリー・マッケイ(Willie McKay)氏は28日、同選手が移籍先のイングランド・プレミアリーグ、カーディフ・シティ(Cardiff City)から「なおざり」にされていたと主張した。

 サラ選手がフランス・リーグ1のナント(FC Nantes)からカーディフへ移籍する際、その交渉役を一時的に任されていた息子のマーク(Mark McKay)氏に協力していたというマッケイ氏は、今回の出来事はカーディフの「自業自得」だったという認識を示した。

 マッケイ氏はマーク氏とともに英BBCのインタビューに応じ、「サラ選手は宿泊先でなおざりにされ、渡航の手配などもほとんど自分でやっていた」「カーディフの関係者は、誰も何もしていなかったようだ。カーディフの不幸は自業自得だったと思う」「彼らのこれまでの振る舞いは、恥ずべきもの」と語った。

 これに先立ちカーディフは、サラ選手に民間機の手配を提示したものの、同選手がプライベート機での移動を選択したと説明していた。

 サラ選手はナントから移籍することが決まった2日後の1月21日、デビッド・イボットソン(David Ibbotson)さん(59)が操縦していた小型機に乗ってイギリス海峡(English Channel)で墜落死した。

 マッケイ氏は、サラ選手が命を落としたフライトの手配について、自身や顧客の選手らを乗せて「欧州中を何度も旅した」ことがある経験豊富な操縦士デビッド・ヘンダーソン(David Henderson)氏を通じて行ったことを明らかにした。

 さらに、航空機を所有していなかったヘンダーソン氏が誰にフライトを依頼するかについて、自分は知らなかったと強調。事故に関して自分たちが「スケープゴート」にされているものの、墜落の原因は「操縦士のミス」であると調査で結論づけられることを確信していると述べた。

 英航空事故調査委員会(AAIB)は先月25日、問題の小型機には商用飛行に必要な免許がなかったと明らかにした。しかしながら、フライトは操縦士と乗客が経費を分担する「私的」な飛行として許可されていたとの見解を示した。(c)AFP