【2月23日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)、ミネソタ・ティンバーウルブズ(Minnesota Timberwolves)のカール・アンソニー・タウンズ(Karl-Anthony Towns)がチームの飛行機に乗るために空港へ向かっていた途中で交通事故に巻き込まれ、脳振とうの可能性に直面していることが判明した。

 ティンバーウルブズのライアン・サンダース(Ryan Saunders)ヘッドコーチ(HC)は22日、センターのタウンズが米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン(Madison Square Garden)で行われるニューヨーク・ニックス(New York Knicks)戦を欠場すると発表した。

 キャリアで初めて試合に出られなくなったタウンズは、21日にミネアポリス(Minneapolis)で事故に遭遇した後、同日遅くにチームに合流するために別の便でニューヨークへ出発。サンダースHCによると、現在はチームの宿泊ホテルに戻って休んでいるという。

 身長213センチのビッグマンでドミニカ共和国出身のタウンズは、今季の通算成績が一試合平均23.1得点、12リバウンド、3.2アシスト、1.8ブロックを記録。ノースカロライナ州シャーロット(Charlotte)で24日に開催されたNBAオールスターゲーム2019(2019 NBA All-Star Game)にもチーム代表として出場していた。

 チームメートのアンドリュー・ウィギンス(Andrew Wiggins)は、「最も重要なのは、彼が健康で大丈夫であること」とすると、「多くの物事は悪い方向へ行く可能性があるものだ」とコメント。司令塔のタイアス・ジョーンズ(Tyrus Jones)も、「明日の事は何も分からない。明日は約束されていないんだ。人生や物事は、ほんの一瞬のうちに変わってしまう」と話した。

 ティンバーウルブズは今季の通算成績が27勝30敗(22日のニックス戦前まで)となっており、ウエスタンカンファレンスでプレーオフ出場圏内の8位につけているロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)とは4ゲーム差となっている。(c)AFP