【2月18日 AFP】昨年12月にイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)の監督を解任されたサッカー指導者のジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)氏が17日、フランス・リーグ1のリール(Lille OSC)対モンペリエ(Montpellier HSC)戦を観戦し、自身が同国で監督業をする姿を想像できると語った。

 現在はカタールのスポーツ専門局beINスポーツ(beIN Sports)で解説を務めているモウリーニョ氏は「将来自分がフランスで監督をしている姿を想像できる」「これまでも4か国で働いてきたし、そういったことは好きだ。他文化を知るのは楽しい」と語った。

「常に学んでいたい。違うリーグでの仕事は素晴らしい機会。(現時点で)自分は落ち着いているし、家族や友人との生活を楽しみ、ゆっくり仕事をして、ゆくゆくはサッカー界で新たな仕事を見つけられたらと思う」

 モウリーニョ氏はこの日、リールのスポーティング・アドバイザーを務める友人のルイス・カンポス(Luis Campos)氏と観戦。カンポス氏は、モウリーニョ氏がレアル・マドリード(Real Madrid)を率いていた時にスカウト部門のトップとして活動していた。

 関係者によると、モウリーニョ氏がフランスを訪れた目的は、リールでプレーするコートジボワール代表のニコラ・ペペ(Nicolas Pepe)を見るためだったという。現在23歳のペペは今季、リーグ3位の16得点を記録し、8アシストもマークしている。(c)AFP