【2月8日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)は7日、17日にノースカロライナ州シャーロット(Charlotte)で開催されるNBAオールスターゲーム2019(2019 NBA All-Star Game)のメンバー編成を決めるドラフトが行われ、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)のレブロン・ジェームズ(LeBron James)は、手始めにゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)のケビン・デュラント(Kevin Durant)を選んだ。

 今回のオールスターで、ヤニス・アデトクンポ(Giannis Antetokounmpo)とともにチームキャプテンを務めるジェームズは、手に負えないように思えるほど強力な先発メンバーをそろえた。

 先発メンバーとして最初にデュラントを選んだジェームズは、その後クリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)時代のチームメートであるカイリー・アービング(Kyrie Irving)を選出。3人目にトロント・ラプターズ(Toronto Raptors)に所属する好調のカウィ・レナード(Kawhi Leonard)を、4人目に昨シーズンのMVPであるジェームス・ハーデン(James Harden)をそれぞれチームに加えた。

 また、ジェームズのチームにはニューオーリンズ・ペリカンズ(New Orleans Pelicans)のエースであるアンソニー・デイビス(Anthony Davis)がリザーブに入り、他にはクレイ・トンプソン(Klay Thompson)やダミアン・リラード(Damian Lillard)、ラッセル・ウェストブルック(Russell Westbrook)、ラマーカス・オルドリッジ(LaMarcus Aldridge)、カール・アンソニー・タウンズ(Karl-Anthony Towns)、ブラッドリー・ビール(Bradley Beal)がメンバー入りした。

 また、初めてテレビ中継されたこのドラフトでジェームズは「特別枠」に親友であるドウェイン・ウェイド(Dwyane Wade)を選んでいる。

 一方、ジェームズに次いで選手を選ぶことになったアデトクンポは、ウォリアーズでデュラントとチームメートのステフェン・カリー(Stephen Curry)を一巡目の2位に選んだ。

 他の先発メンバーにはジョエル・エンビード(Joel Embiid)、ポール・ジョージ(Paul George)、ケンバ・ウォーカー(Kemba Walker)の順に選出され、さらに、リザーブにはクリス・ミドルトン(Khris Middleton)、ニコラ・ヨキッチ(Nikola Jokic)、ベン・シモンズ(Ben Simmons)、ブレイク・グリフィン(Blake Griffin)、ディアンジェロ・ラッセル(D'Angelo Russell)、ニコラ・ブチェビッチ(Nikola Vucevic)、カイル・ローリー(Kyle Lowry)が名を連ね、特別枠にはダーク・ノビツキー(Dirk Nowitzki)が入った。

 ドラフトの終了後には両キャプテンがトレードに応じ、ジェームズがオクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)のスター選手であるウェストブルックをシモンズと入れ替えるという予想外の動きもあった。

 ジェームズは、ウェストブルックとエンビードが同じチームでプレーするのを見たいと考え、今回の入れ替えを提案した。(c)AFP