【1月29日 AFP】ブラジル南東部ミナスジェライス(Minas Gerais)州ブルマジーニョ(Brumadinho)で鉱山のダムが決壊した事故を受けて、ダムを所有する鉄鉱石世界最大手バーレ(Vale)の株価が28日、ブラジル・サンパウロ市場で24.5%下落し、180億ドル(約2兆円)の時価総額が失われた。25日に起きたこの事故では、これまでに60人が死亡し、292人が行方不明となっている。

 バーレ株は米ニューヨーク市場でも続落し、前週末比で17.5%下げて取引を終えた。

 バーレがミナスジェライス州に所有する鉱山で死者を出す事故が起きたのは、過去3年で2回目。今回の事故で同社の評判は失墜した。

 バーレは、株主への配当と幹部への業績連動賞与の支払いを見送ると発表した。

 ブラジル当局は事故に伴う賠償に備え、計110億レアル(約3200億円)相当の同社資産を凍結している。(c)AFP/Paula RAMON