【1月24日 AFP】(更新)南米ベネズエラの人権団体は23日、国内各地でニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領に対する抗議デモのさなかの騒乱で、過去2日間に全国で計13人が死亡したと明らかにした。

 死者数をまとめたのは、首都カラカスに本部を置く「ベネズエラ社会的対立監視団(OVCS)」。死者はカラカスをはじめベネズエラ各地で確認された。大半は銃創が原因で死亡したという。

 騒乱が最初に起きたのは21日。この日、カラカスでは兵士27人のグループがマドゥロ大統領に対する反乱を試み、国民の支持を呼び掛ける動画をインターネット上に投稿した。

 騒乱は翌日の夜になってカラカスや南部ボリバル(Bolivar)で激化し、各地で大規模な反政権デモが行われた23日も続いた。(c)AFP