【1月21日 東方新報】中国国家文物局の劉玉珠(Liu Yuzhu)局長と米国のブランスタッド(Terry Edward Branstad)駐中国大使は北京で、旧石器時代から唐代末期までの考古学資料や、250年以上前の彫刻や壁面芸術の輸入を規制する覚書を取り交わした。有効期間は5年としている。中国国際放送局(CRI)が報じた。

 この覚書は2009年1月に初めて成立し、14年に有効期間を5年間延長し、今年1月までとしていた。この間、2度にわたり文化財が中国に返還されている。

 同局は、「文化財の窃盗や不正輸入の世界レベルでの取り締まりに向けて、政府間協力が進むことになる」と高く評価している。(c)東方新報/AFPBB News