【1月7日 AFP】サッカーフランス杯(French Cup 2018-19)は6日、各地で9回戦が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)はネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)とキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が得点を記録するなど4部のポンティビー(GSI Pontivy)に4-0で勝利した。

 主力数人が先発を外れ本調子とは程遠かったPSGは、前半はオウンゴールによる1点しか奪うことができなかったが、後半ネイマールとエムバペがネットを揺らし、最後はネイマールのパスからユリアン・ドラクスラー(Julian Draxler)が4点目を挙げた。

 一方、オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)は4部のアンドレジュー(Andrezieux)に0-2で敗れ、ルディ・ガルシア(Rudi Garcia)監督は結果を「受け入れられない」と不満を漏らした。

 昨季ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2017-18)で決勝に進んだマルセイユは、17分に先制されると83分には追加点を奪われて屈辱的な敗戦を喫し、公式戦7試合勝ち星なしとなった。

 ガルシア監督は報道陣に対し「この結果は受け入れられない。アンドレジューはよくやった。彼らは一丸となって戦うチームであることを示した。そしてそれはわれわれに絶望的に足りなかったものだ」とコメントした。

 マルセイユは28本のシュートを放ちながらも得点を挙げることができなかった。ガルシア監督は「最悪の日」だと試合を振り返っている。

 不振を抜け出せずにいるマルセイユは、先月のヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2018-19)に続いて今季2度目のカップ戦敗退となった。ヨーロッパリーグでマルセイユは、6試合でわずか1ポイントの獲得に終わりグループH最下位で大会から姿を消した。

 また、マルセイユはリーグ戦で首位PSGに20ポイント差をつけられており、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)出場権が獲得できる3位オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)とは5ポイント差となっている。

 マルセイユの次戦は降格圏内に低迷するASモナコ(AS Monaco)とのリーグ戦となる。同日のフランス杯でモナコは、70分以上にわたり数的優位に立ち、4部のカネ・タン・ルシヨン(Canet en Roussillon)に辛くも1-0で勝利を収めた。(c)AFP