【1月6日 AFP】(更新、図解追加)アフガニスタン北東部で6日、金鉱が崩落し、当局者によると少なくとも30人が死亡した。

 崩落事故があったのは北東部バダフシャン(Badakhshan)州コヒスタン(Kohistan)地区の金鉱。同地区の首長はAFPの取材に対し、このほかに7人が負傷したと語った。

 現場では、金を探す村人らが河床に深さ60メートルの縦穴を掘っていたという。

 同首長は「崩落時、人々らは川で大きな穴を掘るために掘削機を使っていた。作業員数十人が閉じ込められた」と説明。「少なくとも30人が死亡し、7人が負傷した」と述べた。

 バダフシャン州知事の報道官はAFPに対し、縦穴がなぜ崩落したのかについては明らかになっていないと述べ、穴を掘っていたのは専門の作業員ではなかったと指摘。「村人らは数十年にわたってこの事業に携わっていた。政府の統制下にはなかった」「同地域に救助隊を派遣したが、村人らはすでに現場で遺体の収容を始めている」と語った。(c)AFP