【1月4日 AFP】18-19イングランド・プレミアリーグは3日、第21節の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)が2-1でリバプール(Liverpool FC)に今季リーグ戦初黒星をつけ、優勝争いに踏みとどまった。

 シティは前半、セルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)のゴールで先制に成功すると、64分にはロベルト・フィルミーノ(Roberto Firmino)の得点で追いつかれたが、72分にリロイ・ザネ(Leroy Sane)が決勝弾を挙げた。

 シティはクリスタルパレス(Crystal Palace)とレスター・シティ(Leicester City)に連敗したことで、1990年以来のリーグタイトルを目指す首位リバプールに大差をつけられていたが、本拠地エティハド・スタジアム(Etihad Stadium)で手にしたこの日の勝利により、勝ち点差を4に縮めている。

 リーグ連覇を目指すシティのジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は試合後、「われわれにとっては決勝戦だった。きょうの試合に敗れたら、ほぼ終わりだったから」と語った。

「われわれは4ポイントの遅れを取っており、彼らが首位だ。かなりファイトしないといけないが、この勝利は大きな自信になる」「選手のことを誇りに思うが、それはきょうに限った話ではない。4試合で2敗したが、ここ16か月で彼らが成し遂げてきたことを忘れてはならない」

 両チームの直接対決はこれが今季最後となり、リバプールの命運は自チームの戦いぶりにかかっている。しかし、史上最多となる勝ち点100に到達して昨シーズンのタイトルを手にしたシティが追随する中、今後はプレッシャーを感じながらの戦いとなる。

 リバプールを率いるユルゲン・クロップ(Juergen Klopp)監督は「もしマン・シティとの2試合を終え、4ポイント差をつけてリードできるという話を持ち掛けられたら、お金を払うくらいだ」と満足感を示し、「できるだけ力強くシーズンを締めくくりたいし、まだ良い位置につけられている」と付け加えた。(c)AFP/Kieran CANNING