マンUがスールシャール政権下で4連勝、暫定指揮官は「去りたくない」
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【1月3日 AFP】18-19イングランド・プレミアリーグは2日、第21節の試合が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は2-0でニューカッスル(Newcastle United)に勝利し、オレ・グンナー・スールシャール(Ole Gunnar Solskjaer)暫定監督の就任後4連勝を飾っている。
ロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)とマーカス・ラシュフォード(Marcus Rashford)のゴールで勝利を決めた後、指揮官は敵地までやってきたサポーターたちと熱烈に喜び合った。
今季終了まで暫定で指揮を執っているスールシャール監督は、その今後について問われると「去りたくない。素晴らしい選手たちがいて、最高の雰囲気だ」とコメントした。
この日の勝利の裏には、絶好調のスールシャール監督が、ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)前監督の下で不遇をかこっていたルカクとアレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)を63分に投入する決断があった。
するとその直後、ラシュフォードのFKを相手GKがはじくと、ルカクがこの試合のファーストタッチで先制点を決めた。
その後、ニューカッスルは攻め込んで同点弾を狙ったものの、79分にユナイテッドはカウンターを仕掛けるとルカクからサンチェスへとつなぎ、最後はラシュフォードがカーブをかけたシュートを蹴り込んだ。
スールシャール監督は、初陣から4連続白星を飾って、これまでクラブの象徴的な指揮官であるマット・バスビー(Matt Busby)氏しか成し遂げたことのない記録を作った。バスビー氏は、1946-47シーズンの就任から5試合連続の勝利を挙げており、スールシャール監督はその記録にあと1勝と迫っている。
それでも指揮官は「記録に残るかもしれないが、自分の考えることではない。考えているのは次の試合だけだ。4試合勝てるならば、さらに4試合勝てるということだからね。挑戦にはなるが、それはわれわれのクラブが慣れ親しんだ基準でもある」とコメントしている。(c)AFP/Ian WHITTELL