【12月31日 AFP】ヨルダンの大臣が会合に出席した際、建物の床に描かれたイスラエル国旗を踏んだ場面の写真を捉えられたことをめぐり、イスラエル外務省は30日、ヨルダン政府に抗議した。

 ヨルダンのジュマナ・グナマート(Jumana Ghneimat)情報通信技術相は先週、首都アンマンにある労働組合が入居する複合施設で開かれた会合に出席する際、建物入り口の床に描かれたイスラエル国旗を踏む様子を写真に捉えられた。

 組合関係者らによると、この絵は、イスラエルのパレスチナ占領およびヨルダンとの関係正常化に抗議するため、数年前に描かれたという。

 イスラエル外務省によると、同国政府は30日、ヨルダン大使を呼び出して説明を求めた。同外務省は声明で、「(ヨルダンの首都)アンマンで同国の大臣がイスラエル国旗を侮辱した件について深刻に受け止めている」と述べた。

 一方のヨルダン外務省はその後、「政府がイスラエルとの平和条約を尊重している」との認識を改めて示した。

 ヨルダン外務省報道官によると、同国政府はイスラエル側に対し「該当施設は私有地であり、大臣は公式の会合に出席するために例の正面玄関から入った」と説明したという。(c)AFP