【12月17日 AFP】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相の長男、ヤイル・ネタニヤフ(Yair Netanyahu)氏は16日、フェイスブック(Facebook)に反イスラム的投稿を行ったとして24時間のアカウント停止処分を受けたことをツイッター(Twitter)上で明かし、フェイスブックの「独裁体制」を批判した。

 ヤイル氏は13日、パレスチナ人がイスラエル人2人を殺害する事件が発生したことを受けて、自身のフェイスブックページでイスラエルの全イスラム教徒に同国から出ていくよう呼び掛け、「攻撃が起きない場所を知っているか? アイスランドと日本だ。両国には偶然にもイスラム教徒がいない」と記した。

 さらに別の投稿で、平和を実現するには「全てのユダヤ人が(イスラエルを)去るか、全てのイスラム教徒が去るか」という2つの解決策しかなく、「自分は2つ目の選択肢の方が良い」とも書いていた。

 フェイスブックは、ヤイル氏の投稿を削除。同氏はこれを受けてツイッターに、フェイスブックが「思想の独裁体制」を敷いていると非難した。(c)AFP