国家発展をリードする中国の三大産業
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【12月21日 東方新報】中国はこの40年間で、農業大国から工業大国へ、世界工場から経済強国へ成長し、科学技術大国、クリエイティブ大国へと躍り出た。「中国の奇跡」は世界の発展に多大な貢献をしてきたと言われている。中国国際放送局(CRI)が報じた。
国民経済の三大産業が成長を続けることで、中国人の美しい生活への憧れが満たされるだけでなく、中国と世界が「パートナー」の形で共に恩恵に浴し、共に成長することも大きく推進されている。また、農村部における貧困人口は7億人以上減少し、世界の貧困減少への貢献率は70%に達している。
改革開放が中国・安徽省(Anhui)小崗村(Xiaogangcun)で幕を開けて以降、農村部から都市部まで広まり、今では時代の主流となった。またこの40年間、工業分野では機械化、スマート化のセンセーションが巻き起こった。
国家発展改革委員会のデータによると、現在、中国の新エネルギー発電ユニットの発電量、新エネルギー自動車の販売台数、スマートフォンの販売台数など、いずれも世界一になっている。風力発電、光ファイバー発電および新エネ車の販売台数は、世界市場で占める割合が、それぞれ30%、50%、60%を超える。また、新世代の移動通信、原子力発電、光ファイバー、高速鉄道、インターネットアプリなどにおいては、世界をリードする開発力と応用力を持つ国家となった。
中国は現在、世界第二の経済大国、最大の輸出国、第二の輸入国に成長している。この40年で、貨物の輸出入総額が198倍増、サービス貿易の輸出入総額の成長も147倍を超える。
中国税関の統計によると、今年10月末までに、越境EC企業の仕入れに関する輸入額は672億元(約1兆950億円)に達し、去年同期比で53.7%伸びた。来年からは、越境EC企業の仕入れに関する新たな監督管理規定が実施される。これによって開放をさらに拡大し、消費の潜在力を活性化し、海外の高品質消耗品の輸入増加に有益なものになると見ている。(c)東方新報/AFPBB News