【12月16日 AFP】タンザニアとの国境に近いケニア南部のキマナ(Kimana)で15日、マサイの戦士たちが参加するスポーツ大会「マサイ五輪(Maasai Olympics)」が開催され、やり投げや高跳びなどの競技が行われた。

 マサイ五輪は、英国を拠点とする野生動物保護団体「ボーンフリー(Born Free)」の主導により、マサイの少年たちが成人となるための伝統的な通過儀礼として行われてきたライオン狩りに代わるものとして、2012年から隔年で開催されている。

 野生動物保護団体「ビッグライフ基金(Big Life Foundation)」とマサイ人の長老8人が、ライオン狩りを永久に中止する目的で発案し、マサイ五輪が実現した。(c)AFP