【12月14日 AFP】仏東部ストラスブールのクリスマス市で3人が殺害された銃撃事件に関し、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」傘下のプロパガンダ機関アマク(Amaq)は13日、実行犯はISの「兵士」だと表明した。

 アマクはツイッター(Twitter)上で、実行犯は「イスラム国の兵士の一人であり、(対IS)連合の国民を標的とするよう求める呼び掛けに応じて作戦を実行した」と表明した。

 米主導の有志連合は2014年からISへの空爆を実施するとともに、イラクやシリアでISと戦う勢力の訓練や支援を行ってきた。

 ISは両国での地上戦を展開する一方、欧米諸国での襲撃を呼び掛けている。

 ストラスブールでの事件は11日夜に発生。実行犯とされるシェリフ・シェカット(Cherif Chekatt)容疑者(29)は逃走していたが、13日にフランス警察に射殺された。(c)AFP