【12月14日 AFP】(更新、写真追加)フランス東部ストラスブールで起きたクリスマス市銃撃事件で13日、容疑者の男が警察に射殺された。関係筋が明らかにした。

 11日夜に起きた事件では、多くの人が訪れるクリスマス市での銃撃により3人が死亡。治安当局は700人以上を動員してシェリフ・シェカット(Cherif Chekatt)容疑者(29)の行方を追っていた。

 容疑者は犯行時に兵士との銃撃戦で負傷したとみられているが、その後現場から逃走。同市ノイドルフ(Neudorf)地区でタクシーを降りて以降、姿を目撃されていなかった。

 13日の容疑者射殺の直前、同地区では強力なサーチライトを装備したヘリコプター1機が上空を飛行。警察筋はAFPに対し、容疑者が警官らに発砲したため、警察が応戦したと説明した。(c)AFP