【12月12日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)は11日、グループB第6節が各地で行われ、アウェーのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)はFCバルセロナ(FC Barcelona)と1-1で引き分け、決勝トーナメント進出を決めた。

 同組の試合で、ホームのインテル(Inter Milan)が同じく1-1でPSVアイントホーフェン(PSV Eindhoven)と引き分けたことで、トッテナムの16強入りが決定した。

 トッテナムは試合開始早々、バルセロナのウスマン・デンベレ(Ousmane Dembele)に鮮烈な個人技から先制点を奪われたが、85分にルーカス・モウラ(Lucas Rodrigues Moura da Silva)が同点弾を挙げた。

 トッテナムのキャプテンであるウーゴ・ロリス(Hugo Lloris)は試合後、英BTスポーツ(BT Sport)に対し「勝てなかったが、勝ち上がりを決めた。それが最も重要なことだ。チームが見せた精神力は素晴らしかった。16強入りに値する」と振り返った。

「PSVの力を借りたというのは事実だ。早い時間帯に先制された後は難しかったが、われわれはチームとしての決まりごとを守り、非常に良いパフォーマンスを披露した」

 FWのハリー・ケイン(Harry Kane)は、リオネル・メッシ(Lionel Messi)を先発メンバーから外したバルセロナを相手に見せたチームの忍耐力を称賛している。

 ケインは「かなり多くのチャンスがあったが、シュートだけが決まらなかった。それでも攻撃を続けて1点を返し、その後もさらにゴールを奪おうとした」と話している。

 また、トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督は、ロリスとケインの発言に同調し、「試合に勝てるとずっと信じていた。バルセロナと共に決勝トーナメントに進出するのに十分ふさわしい。難しいグループにおいて、この2チームこそがベストだった」と付け加えた。 (c)AFP