【12月10日 AFP】(更新)報酬を過少申告した疑いで日産自動車(Nissan Motor)の前会長カルロス・ゴーン(Carlos Ghosn)容疑者(64)が逮捕された事件で、東京地検特捜部は10日、金融商品取引法違反の罪で同容疑者を起訴した。さらに報酬約40億円を過少記載していたとして、ゴーン容疑者を同日、再逮捕した。

 東京地検は10日、2010~14年度の報酬をめぐり、約50億円の過少記載があったとして先月19日に逮捕されていたゴーン容疑者を、直近3年間で約40億円の過少記載もあったとして再逮捕。

 ゴーン容疑者と側近のグレッグ・ケリー容疑者を起訴あるいは再逮捕するまでの勾留満期は10日だったが、再逮捕によってさらに22日間の勾留が可能となった。(c)AFP