【12月8日 AFP】18-19フィギュアスケートグランプリ(GP)ファイナルは7日、カナダ・バンクーバーで男子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、米国のネイサン・チェン(Nathan Chen)が合計282.42点で大会連覇を果たした。宇野昌磨(Shoma Uno)は2年連続の銀メダルだった。

 ショートプログラム(SP)で首位に立っていたチェンは、完璧な演技とはいかなかったが、4回転ジャンプのミスが響いた宇野を合計275.10点の2位、韓国の車俊煥(Jun-hwan Cha、チャ・ジュンファン)を合計263.49点の3位に抑えて栄冠に輝いた。

 チェコのミハル・ブレジナ(Michal Brezina)が合計255.26点で4位、地元カナダの期待を背負ったキーガン・メッシング(Keegan Messing)が合計236.05点で5位、ロシアのセルゲイ・ボロノフ(Sergei Voronov)が合計226.44点で6位だった。

 世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships 2018)王者のチェンは「ミスはあったが、失敗した後に立て直すことができた」「きょうの演技を次のレベルにつなげていかないといけない」と語った。

 同日行われたペアSPでは中国の彭程(Cheng Peng)/金楊(Yang Jin)組が75.69点で、アイスダンス・リズムダンス(RD)では米国のマディソン・ハベル(Madison Hubbell)/ザカリー・ダナヒュー(Zachary Donohue)組が80.53点でそれぞれ首位発進を決めている。(c)AFP