【11月28日 AFP】日本政府が最新鋭ステルス戦闘機「F35」を最大100機、米国から追加取得することを検討していると、日本経済新聞(Nikkei)が27日夕刊で報じた。地域で増大する中国の軍事的プレゼンスに対応することが目的で、取得額は1兆円を超える。

 日本はすでに米国から42機のF35を取得することを決めている。ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は巨額の対日貿易赤字を念頭に、軍備を含む米製品の購入拡大を日本に要求している。

 同紙は、F35の追加取得は防衛力整備の指針となる「防衛計画の大綱」が発表される来月半ばに閣議で了解するとの見通しを伝えた。

 防衛省報道官は報道内容の確認を拒み、F35の追加取得に関するあらゆる事項は検討中だとだけ述べた。(c)AFP