【12月4日 東方新報】中国国際放送局(CRI)によると、未来科学大賞2018(Future Science Prize)の授賞式がこのほど北京で行われ、科学者の李家洋(Li Jiayang)、袁隆平(Yuan Longping)、張啓発(Zhang Qifa)の3氏が「生命科学賞」を受賞し、「稲の生産量の持続可能な成長を推進する」というテーマの中で収めた重要な成果が表彰された。独自性の高い活動が基礎科学分野や経済、国民生活にもたらした大きな影響も科学界に認められている。

 88歳の袁氏は授賞式には出席しなかったが、ビデオメッセージで登場。「この賞を非常に崇高な栄誉だと思っており、評価委員会に感謝する」とした上で、「科学研究には終わりはない。ハイブリッド米を世界へ送り出すことで世界の人々に幸せをもたらし、世界の食糧安全保障のために大きな役割を果たすことが私の夢だ」と述べた。(c)東方新報/AFPBB News