シャビが今季限りでの引退を示唆、カタールで指導者転向か
発信地:バルセロナ/スペイン
このニュースをシェア
【11月24日 AFP】サッカースペイン代表や同国1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)で活躍したMFシャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)が、今シーズン限りでの現役引退を示唆した。
シャビは2015年からカタール1部リーグのアル・サード(Al-Sadd)でプレーしているが、スペイン1部リーグを8度、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)を4度制覇したバルセロナでの輝かしいキャリアが最もよく知られている。
22日夜に行われたスペインのラジオ局カデナ・セル(Cadena Ser)のインタビューでシャビは「今年が(選手として)最後の年になるだろう。来年1月には39歳になるし、別れを告げる時だ」と話した。
スペイン代表は2008年から2012年にかけて、W杯南アフリカ大会(2010 World Cup)で優勝したほか、欧州選手権(UEFA Euro)も2度制しており、シャビは同国史上最も成功したその時代における中心選手だった。
また、指導者としてバルセロナに復帰するのではないかと定期的に伝えられているシャビは、将来的に古巣で監督を務めたいという野心を隠さなかったが、まずはカタールで経験を得たいと述べている。
「経験を積んだり、自分の力を証明したりするために、ここカタールでスタートしたいと考えている。ゼロから始める新たな舞台だ」「バルセロナを率いるのは大きな仕事だ。そのためにはしっかり準備しなければならないし、正直に言うとその準備はまだできていないと感じている」 (c)AFP