【11月17日 AFP】UEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League 2018-19)は16日、各地で試合が行われ、リーグBのグループ4ではデンマークが敵地でウェールズに2-1で勝利し、組首位の座を確保してリーグAへの昇格を決めた。

 デンマークは敵地カーディフ・シティ・スタジアム(Cardiff City Stadium)で、42分に見事なカウンターアタックから最後はニコライ・ヨルゲンセン(Nicolai Jorgensen)が先制点を決めると、88分にはマルティン・ブライトバイテ(Martin Braithwaite)が追加点を決めた。

 その後、ウェールズにはギャレス・ベイル(Gareth Bale)が代表通算31点目となるゴールを決める時間が残されていたものの、5分間のアディショナルタイムはライアン・ギグス(Ryan Giggs)監督率いるチームが同点弾を挙げるには不十分だった。

 今年のW杯ロシア大会(2018 World Cup)で16強入りを果たしているデンマークは、これで2020年の欧州選手権(UEFA Euro 2020)予選で本大会の出場権を逃した場合、本戦出場に向けたプレーオフに回ることが決まった。

 敗れたウェールズのベイルは「一番重要なのは良い結果を出すことだった。もちろん良いパフォーマンスを見せたかったし、所々はできたと思うが、最終的にはグループを勝利できなくて残念だ。相手は良いチームで、W杯でも良かった。ランキングもかなり高いし、良いチームなのは分かっていた」と語った。

 また、ギグス監督は「最後まで戦い続けた選手たちを誇りに思うし、私も観客もそれには興奮した。デンマークが良かった規律面は、われわれが学ばなければならない点だ」と振り返っている。(c)AFP