【11月7日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に所属するポール・ポグバ(Paul Pogba)が、古巣であるユベントス(Juventus)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)の試合を前に、2年前の移籍に「後悔はない」と話した。

 フランス代表のW杯ロシア大会(2018 World Cup)優勝メンバーでもあるポグバは2016年、当時の最高額となる移籍金8930万ユーロ(約130億円)でユナイテッドに復帰した。

 ポグバは敵地でのユベントス戦を前にした会見で「僕が悲しそうに見える? もちろん、このユニホームを着られて幸せだ。マンチェスター・ユナイテッドに戻って来られてすごく幸せだ」と話した。

「ユナイテッドへの復帰は、何よりも僕が自分で決めたことだ。確かにユーベはチャンピオンズリーグに出られて、ユナイテッドはヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2016-17)だった。だけど自分の選択に後悔はない」「その前の何年かはチームが最高の状態でないのは分かっていたが、自分が復帰して、トップへ返り咲く助けをするつもりだった」

 ポグバはチームを率いるジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督と緊張状態にあると言われており、9月にはゲームキャプテンの座も剥奪された。

 それでもポグバは「影響はなかった。その後も出場しているし、そのことにすごく満足している。キャプテンを決めるのは監督だ」「監督がキャプテンマークを別の誰かに渡しても、僕としては何も変わらない。とにかく試合に出たいし、チームやファン、クラブのために自分の最高のパフォーマンスを出したい。それだけだ。さして気にならなかったし、影響はなかったよ」

 そしてポグバは、モウリーニョ監督とは「普通の監督と選手」の関係だと強調し、「彼は監督で、僕は選手だ。こちらは監督の指示に従う。喜んで言うことを聞くし、言われたことをやる」と話した。

 ユベントスについては、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)を補強したことで、1996年以来のチャンピオンズリーグ制覇が近づいたと考えており、「クリスティアーノのような一流選手が加わるのは、ユベントスにとって最高の補強のはずだ」と話している。

「彼が加わるのは、どんなチームにとってもポジティブな話題だ」「クリスティアーノやリオネル・メッシ(Lionel Messi)、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)のような偉大な選手とプレーするのは、いつだって喜びだ。彼もここで幸せだろうし、ユーベとしても、水を飲むかのごとくゴールできる選手がいるのは素晴らしいことだと思う」 (c)AFP