【11月7日 AFP】欧州のサッカークラブを代表する組織ヨーロピアン・リーグス(European Leagues)は6日、選ばれたエリートクラブによって構成される欧州スーパーリーグの設立に断固として反対した。

「フットボール・リークス(Football Leaks)」による告発の一部として発行された書類によれば、欧州クラブの一部のグループは、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)に取って代わる、降格や昇格が存在しない排他的な大会の設立について議論しているという。

 欧州スーパーリーグは16チームによって構成され、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)やレアル・マドリード(Real Madrid)、FCバルセロナ(FC Barcelona)、ユベントス(Juventus)、ACミラン(AC Milan)、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)、マンチェスター・シティ(Manchester City)、チェルシー(Chelsea)、リバプール(Liverpool FC)、アーセナル(Arsenal)の11クラブが創設メンバーであることが明らかになった。

 また、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)やASローマ(AS Roma)、インテル(Inter Milan)、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)、オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)も招待されたと伝えられている。

 欧州25か国の計900以上のクラブから構成されるヨーロピアン・リーグスは、「欧州スーパーリーグ設立の可能性に関して現在流れているうわさや臆測」を認識していると明かした。

 しかし同組織は「『排他的かつ出場チームが決まっている』スーパーリーグの設立に強く反対すると表明」した。

 イングランド・プレミアリーグやドイツ・ブンデスリーガ1部、スペイン1部リーグを含む23のリーグに所属するクラブを代表するヨーロピアン・リーグスは、「降格システム」を持つピラミッド構造を支持するとし、「提案された閉鎖的なスーパーリーグの構想は、欧州プロサッカー界における長期的な持続可能性に対して深刻で永続的な影響をもたらす」と続けた。

 また、2005年に設立されたヨーロピアン・リーグスは「欧州サッカー界における競争上のバランスを保ち、高めるという一般的な原則を欧州サッカー連盟(UEFA)と共有している」と付け加えた。(c)AFP