マクロン大統領の襲撃計画、極右活動家6人拘束 フランス
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【11月7日 AFP】フランス当局は6日、エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領に対する襲撃を企てたとして、同国の極右運動とつながりのある人物6人の身柄を拘束した。関係筋がAFPに明らかにした。
フランス内務省の情報機関、国内治安総局(DGSI)に拘束されたのは、22~62歳の男5人と女1人。身元は明らかにされていない。
襲撃計画は「現段階では漠然としている」(関係筋)とされるが、フランス全土のテロ捜査を担当するパリ検察当局が捜査を開始した。
クリストフ・カスタネール(Christophe Castaner)内相は5日、「わが国で非常に活発な左右両派の過激派ネットワーク」による脅威に対して、フランスは今も「厳戒態勢」にあると警鐘を鳴らしていた。
マクロン大統領への襲撃計画が摘発されたのは今回が初めてではない。2017年7月にも、23歳の容疑者が革命記念日(Bastille Day)の軍事パレード中にマクロン大統領の暗殺を企てたとして、逮捕・訴追される事件が起きている。(c)AFP/Nathalie ALONSO and Katell PRIGENT