【11月1日 東方新報】中国国際放送局(CRI)によると、中国人民銀行は、2019年版パンダ金銀記念コインセット(計12枚)を発行すると発表した。パンダ金銀記念コイン6枚は10月30日に発売され、特製パンダ金銀記念コイン6枚は12月10日に発行するとしている。

 記念コインの正面のデザインは、北京の天壇公園の祈年殿と「2019」、裏は親子パンダの図柄のほかに値段と重さなどが描かれている。最も小さいものは、1グラムの円形の金のコインで、最大発行量は100万枚。最も重いものは1キロの円形の金・銀の記念コインで、最大発行量はそれぞれ500枚と2万枚だ。

 2019年版パンダ金銀記念コインのデザイナーである童方(Dong Fang)氏は、「デザインは、我々が中国に生まれたことを表している。母パンダは祖国を代表し、来年は新中国成立70周年という節目の年を迎える。子パンダは、『芽が出る』という意味を込めて『萌萌(Mengmeng)』と名づけた。以前発行したパンダ記念コインはそれぞれにテーマがあり、また2019年から2028年までのパンダ記念コインのテーマは『シリーズ』となる」と説明した。(c)東方新報/AFPBB News