【10月26日 AFP】米スポーツ専門チャンネルのターナー・スポーツ(Turner Sports)は25日、男子ゴルフのタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)とフィル・ミケルソン(Phil Mickelson、米国)が賞金900万ドル(約10億円)を懸けて戦う豪華マッチプレーのペイ・パー・ビュー(PPV)が、19.99ドル(約2250円)に設定されたと発表した。

 ゴルフ界のアイコン2人が激突する注目のイベントは、米国の感謝祭に当たる11月23日に同国ラスベガスで行われ、スタート時間は米東部標準時午後3時(日本時間24日午前5時)に決定した。会場のシャドークリーク・ゴルフコース(Shadow Creek GC)はMGMリゾーツ・インターナショナル(MGM Resorts International)が所有する超高級プライベートコースとなっており、一般には開放されない見通しとなっている。

 宣伝文句が「勝者総取り」というこのイベントでは、勝った選手が賞金900万ドルを手にする。また、どちらの選手もラウンド中にサイドベットが可能で、その金はチャリティーに回される。

 以前はたびたび凍りついていた関係が最近になって雪解けを迎えた両者のガチンコ勝負は、これまでずっと非現実的なものとされていた。2人は合計で19個のメジャータイトルを獲得しているほか、ともに今年は優勝から遠ざかっていた不遇の5年間に終止符を打った。

 しかしながら、先月フランスで開催された米国選抜と欧州選抜による男子ゴルフの対抗戦、第42回ライダーカップ(The 42nd Ryder Cup)では主将推薦で出場したものの、両選手は合計0勝6敗に終わり、チームも敗れてしまった。

 ライダーカップ終了後、ウッズが実戦でプレーしていないのに対し、ミケルソンは米ツアー今季開幕戦のセーフウェイ・オープン(2018 Safeway Open)で17位タイの成績を記録した。(c)AFP